今オフ筒香も、初のポスティングでのMLB移籍は実は広島の・・・

タグ: , , 2019/10/10

 DeNAはCS敗退が決まった7日、筒香嘉智外野手のポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認する方針を発表した。同システムを利用してメジャー挑戦する選手は、昨オフの元西武・菊池雄星投手(現マリナーズ)以来となる。

 名称こそ変わらずポスティングシステムのままだが、誕生から様々な変遷を重ねてきた。現在のポスティングシステムでは、獲得を希望するメジャー全30球団と交渉が可能であり、選手の立場から見たらFA(フリーエージェント)移籍に限りなく近い形となっている。

ポスティングシステムが生まれた経緯


 ポスティングシステムが生まれたのは1998年。そもそも誕生の経緯は、日本人選手がメジャーリーグに挑戦することが現実的となってきていたからだった。野茂英雄と伊良部秀輝。2人の投手の移籍がきっかけであった。

 野茂は近鉄を任意引退という形をとり、1995年からドジャースでプレー。伊良部はパドレスとの三角トレードを経て、1997年からヤンキースでプレーした。実際に彼らはメジャーの第一線で活躍し、今後ますます増えるであろう日本人選手の移籍について、明確なルールを作る必要に迫られていた。

 そこで日米間選手契約に関する協定を調印。ポスティングシステムが誕生した。当初は入札制度で、同システムを利用したメジャー移籍を希望する選手に対し、獲得を希望する球団が譲渡金額をコミッショナー事務局に非公表で申請。最も高額な譲渡金を設定したチームが独占交渉権を得ていた。

・合わせて読みたい→
高木豊が選ぶ横浜歴代ベストナインとは? 不振の筒香に叱咤激励も(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yutakatakagi-choose-yokohama-best-nine/)

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム