来オフFAのダルビッシュはパドレスと再契約か。現地メディアが予想「途方もない価値をもつこととなる」
(C)Getty Images
昨季、レギュラーシーズン16勝を挙げ、メジャー自身最多タイの白星を挙げたダルビッシュ有の、来季以降の去就が話題となっている。パドレスの地元、サンディエゴのスポーツメディア『East Village Times』が2023年オフにフリーエージェント(FA)となる日本人右腕について、2024年以降もパドレスの一員としてメジャーのマウンドに登ると予想した。
同メディアは、現地時間1月9日配信となったパドレス投手陣を扱う特集記事の中で、他の契約最終シーズンとなる他の主力投手と比較しながら、ダルビッシュへの信頼の高さを表している。記事では「ダルビッシュは昔ほど若くはないが、この右腕投手はかなり安定している。パドレス先発陣の中で、プレーオフシーズンになると36歳のダルビッシュがもっとも信頼感がある」と称えている。
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さらに「昨シーズン、自己最高の194イニングを投げ、これはダルビッシュのキャリアで2番目に多い投球回数となった」と指摘、さらに「彼はエリート投手であり、その価値は長い間証明されてきた。ダルビッシュの投げる球種は、打者に対して圧倒的であり、球種は12種類にも及ぶ」と評した。
ダルビッシュは今年の8月にさらに一つ年齢を重ねる。メジャー11シーズン目を迎える大ベテランと位置付けられるも、現地メディアは再契約が有力だと、以下の様に主張している。
「この日本人右腕投手は、2018年2月にカブスと結んだ6年1億2600万ドルの契約の最終年である今季、1800万ドルを稼ぐことになる。ダルビッシュの次の契約では、1シーズン2000万ドルを軽く超えることとなるだろう。40歳の誕生日を目前に控え、3年契約が予想されるようだ」