中野友加里×安藤美姫、今だから明かされる「ジゼル被り」の真相とは?
フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんが、フィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
年明けよりお届けしている、元世界女王・安藤美姫さんとのコラボ動画。
第4弾となった動画では、共に一時代を築き上げた2人が同シーズン中に被った、「あの曲」について対談。
今だから明かされる真実とは一体・・・?
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まさかの曲被りも気持ちは真逆・・・
日本の女子フィギュア界を代表する選手として共に切磋琢磨し合っていた中野さんと安藤さん。
そんな2人だが、2008ー2009年シーズンに、まさかの使用曲被りが発生。
当時についてこう振り返っている。
「私は元々ジゼルがやりたくて、振付師の先生がマリーナだったから、マリーナ先生に『ジゼルをやりたい』とお願いし、衣装もアメリカのバレエ専門店で作りました。」
と、念願のジゼルを衣装までこだわりプログラムを作成したという中野さん。
一方、安藤さんは
「私は(ジゼルを)やりたくなかったんだよね。スケートに興味がなくなってしまった時期で、滑りたい曲もなければ何したらいいんだろうという感じで・・・。ゆかりぽんは、ジゼルの舞台を全面的に動きから全部取り入れていたと思うけど、私は『ジゼルの心情を演技したら絶対お前だ』ってニコライコーチから言われました。性格が似ているというか、近しいものがあるからと。でも、ジゼルの曲があまり好きではなくて、え~と思ったけど、やることにしました。」
と、自身は乗り気ではないまま、コーチに勧められてプログラムを作成したと明かした。
同じシーズン中に、まさかの使用曲が被ってしまった2人。
その初戦であったスケートアメリカ当時について、このように振り返る。
「私が先に滑って、その後に美姫ちゃんが滑ったんですけど、逆だったら私絶対嫌だったなと思いました。同じ曲で後に滑るって嫌じゃない?」
と中野さん。これに対し、中野さんの後にプログラムを披露した安藤さんはこう話す。
「元々めちゃくちゃ滑りたいとか自身のあったプログラムではなかったから、別に大丈夫だったよ(笑)2戦目で点数が出なかったら変えようとと思ったけど点数が出たから、これはプログラム被り問題だなと思いました。」