荒川静香さんが思う「スケーターとしての現役」指導者への思いも明かす
フィギュアスケート女子元日本代表・中野友加里さんのYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
トリノ五輪金メダリスト・荒川静香さんをゲストに迎えた対談も、いよいよ最終回。
ラストは、荒川さんが描く、今後の展望について語られた。
【動画】荒川静香さんの今後の展望!コーチ業は?子育てはいつも半信半疑!?
現役引退からおよそ15年。今一番やりたいことは何かを聞かれると
「お茶をしたいですね」
と、荒川さん。現在はプロスケーターとして活動する一方で子育ても行っているため、なかなか友達とお茶をする時間も取れないという。
「普段は子供が幼稚園に行っている間に練習をしています。家族からは趣味のゴルフに行くくらいの感じで思われています(笑)『え?そんなに練習って行かなきゃいけないの?』とか言われながら言っていますね。この年になると、すぐには取り戻せない。継続して積み重ねて行かないと、穴が空いたバケツに頑張って水を汲んでいるようなものなので」
今年の12月で40歳を迎える荒川さん。スケーターとしての「現役」についてこのように語る。
「この5年くらい、いつも今年が最後かもなって思いながらやっていて。大体ショーのオファーって半年くらい前にいただくんですが、その時に半年後のことがわからなく、コンファームしちゃうので、もう少し頑張らないといけないなって思いながら毎年がすぎていきます。コロナ禍で1回全部がなくなってしまった時に『あ、これで本当に終わるかもな』って思ったんですが、これって自分の意思じゃなく、不本意にきっと自分の中で終わってしまう。もう1回コロナ禍でもショーがあったら、それに出演してから辞めたいねって話を本田武史としていましたね」