小塚崇彦が明かすプログラム制作秘話 中野友加里がいつも見守っていた「ある部分」とは?
「ブライアン対決」の再現をしたプログラム
そして、ある理由から特に印象に残っている小塚さんのプログラムに「ロミオ&ジュリエット」を挙げた中野さん。その理由をこう語る。
「後半のトリプルアクセルが跳べるか跳べないかをいつも見ていたのを覚えています。ロミジュリの盛り上がる音楽に合わせて後半トリプルアクセルをやるんですけど、それが成功する確率がそんなに高いものではなかったから、いつも見守っていました」
一方小塚さんは、このプログラムについて、
「当時は有香さんにプログラムを作ってもらっていたというふうに言っていたんですが、サンドラ・べジックさんも振り付けに関わってくれていました。彼は陳露(チェン・ルー)さんやカート・ブラウニングさん、ブライアン・ボイタノさんといった世代の方々のプログラムを作っている人なんですが、当時は解説の関係であまり名前を出せなかったんですよね。それもあって、実はトリプルアクセルが1番最後の方に入っているのは、ボイタノの真似をしていたからなんです。カルガリー五輪でのブライアン対決の際、プログラムの最後、盛り上がっているところでトリプルアクセルを跳んでいるというのをまた再現したかったみたいです。プログラムの中にサンドラ・べジックってサインも書いてあるんですよ」
と、「ロミオ&ジュリエット」に隠されていた制作秘話を明かした。
さらに動画内では、シーズンごとに度々起こる「曲かぶり」についても話している2人。中野さんと安藤美姫さんが同シーズンで曲被りし話題となった「あの曲」についても語られている。
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