頼れる先輩のバットを“力”に…燕の快足27歳、直近4試合で打率は「4割超え」打撃向上で飛躍へ
岩田が打撃でチームに貢献する(C)産経新聞社
限られた試合数の中で、ヤクルトの4年目・岩田幸宏が着実に結果を残している。
2021年の育成1位指名でヤクルトに入団した岩田は、快足が持ち味の27歳。昨季の開幕直後に支配下登録され、81試合に出場し、打率.228、1本塁打、7打点の成績を残した。今季は打撃向上を目指し、1軍で飛躍のシーズンにしたい。
「自分の役割というものがあると思うので、守備であったり走塁であったり、できることをしていれば、いつかチャンスは来る」
チームは主力に負傷者が続出している。だが、岩田にとってそれは大きなチャンスだ。ここまで20試合の出場だが、打率は.323、スタメン出場した直近4試合ですべて安打を放ち、打率.429とバットでアピールしている。
5月7日の広島戦(神宮)では左前適時打に加え、持ち味の足を生かして遊撃への内野安打で出塁。マルチ安打をマークした。
試合後「チャンスだと思って頑張るだけです。状況であったり、いろいろ整理しながら、自分に何ができるかというのを考えながらやっています」と、自分の役割を意識し、チームの勝利に貢献したいという思いを口にした。
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