4年目シーズンに突入する新庄ハムの"宿題" 期待される「3人目のロマン砲」の本格覚醒とは
チーム内の三塁ポジションでは、打撃で強みを見せる郡司が台頭。今季、三塁で最も多くスタメン出場を果たした選手となった。
指揮を執る新庄監督もかねてから清宮、野村、万波の3人がチームのクリーンアップを担うことを願い、「KJM砲」と命名した時期もあるなど、才能開花を願い、背中を押してきた経緯もある。
その万波は昨年本塁打王を争うまでに成長、清宮も打率3割に乗せるなど安定したパフォーマンスを示せるようになってきたとあって、「3人目のロマン砲」、野村の成長が期待されている。
野村は昨年開業したエスコンフィールドで最初に本塁打を放ち、最終戦でも本塁打をマークした選手としても知られる。高い身体能力、長打力は認められているとあって、どのタイミングで才能が花開くか。ファンも注目している。
新庄監督にとってはいよいよ集大成ともいえる就任4年目、野村を含め、どれだけ多くの選手の背中を押せるかで悲願のリーグ優勝、日本一にもつながってくる。大航海の続きが今から楽しみとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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