「高卒プロで見たかった」斎藤佑樹・・・野球人生のピークは誰にもわからない

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 高校時代、持っていた青いハンドタオルで汗を拭う姿が「ハンカチ王子」と呼ばれ、流行語大賞に。置かれた立場が変わっても、周囲に流されず、自分を過大評価しなかった。早大で股関節を痛め、投球フォームが変わり、球威が落ち、プロでも故障に悩む日が続くとは、斎藤も想像できなかっただろう。

 同じように甲子園優勝投手でドラフト上位指名確実といわれながら、大学進学を選んだのが興南(沖縄)の島袋洋奨だった。10年に甲子園春夏連覇を果たした「琉球のトルネード」は中大で左肘を故障。ソフトバンクに入団したものの、高校時代の輝きは戻らず、プロ未勝利に終わった。

 甲子園のスターでも、田中のように成功できる選手はほんの一握りしかいない。結果論でいえば、斎藤が最高のパフォーマンスを発揮できたのは高校3年時と、大学日本一の原動力となった早大1年時だった。野球人生のピークがいつなのか、どのタイミングでプロに入ればいいのか。正解は誰にもわからない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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