アップグレード導入のスペインGPは「競争力を増す週末になる」 角田裕毅も自信「パフォーマンス面での懸念はない」
その上で、前回のカナダGPでは14位という結果に終わった角田の意気込みの声を紹介しており、今回のグランプリへ臨むにあたり、「車にとっては厳しいテストになるが、今シーズンのVCARB 01は今のところすべてのトラックで良いパフォーマンスを発揮している。パフォーマンス面での懸念はない」とマシンについての印象を述べたとしている。また同メディアも「今季19ポイントを獲得しているユウキ・ツノダは、カナダGPでの不本意なレースから立ち直ることを望んでいる」と心情を読み解いている。
また、テクニカルディレクター、ジョディ・エギントンのコメントも掲載。「パフォーマンスの利点を提供するために、かなりの作業を行ってきた」と他チーム同様、マシンのアップグレードに力を注いだと話すとともに、「金曜日のセッションは、できるだけ多くのデータを収集して処理し、土曜日以降に備えるために特に忙しくなるだろう」として、レースにおける競争力向上への想いを語っている。
長いストレートやテクニカルなコーナーで構成されるカタロニアサーキットで角田がどんな走りを見せるのか。チームとの連携もふたたび注目されるスペインGPは、見どころの多いレースとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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