DRSに不具合が出たRB “アクセル全開率”の高いオーストリアGPで再び泣く可能性も?
角田も「うまく行かなかったことを理解するために起きたこと全てを分析することになる」。レース中は結果を度外視してあらゆることを試し、”膿”をつぶす作業に徹したとみられるが、次戦までの数日間にデータ解析がうまくいかなければ、古いパッケージに戻して暫定的に数レースを乗り切ることを検討する必要が出てくる。
DRSが単なる機械的なトラブルであれば、それほど問題はないが、チームメートのダニエル・リカルドも同じ症状を抱え、グランプリ期間中に直すことができなかったことを考えれば、事態は意外と深刻なのかもしれない。
角田はスペインGPを終えた時点でランキング10位。アストンマーティンのランス・ストロールをわずか2点差で上回っている。RB陣営がこの苦境をどのように乗り切るか注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】なぜ角田裕毅は“罵倒”しなくなったのか? 本人が明かした飛躍のワケ「自分は無線の使い方を学んだんだ」
【関連記事】獲得ポイントは早くも昨季超え!移籍の噂が絶えない角田裕毅はなぜ”急成長”を遂げたのか
【関連記事】「ラストイヤーに関われることが楽しみ」RBと契約延長の角田裕毅が喜びの声 カナダGPでは予選8番手を獲得
1 2