5年目を迎えた角田裕毅が明かした“チーム愛” レッドブル昇格を逃しても「ファミリーに残りたい」「スタッフと強い絆を感じる」

新シーズンを前に角田の気持ちは固まっているようだ(C)Getty Images
F1参戦5年目を迎えるレーシングブルズの角田裕毅は、チームとの契約が今季限りとなっており、すでに今後の去就も注目を集めている。だが新シーズンも目前となった現在、角田がレーシングブルズのエースとして、大きな期待が寄せられる存在であることにも変わりはない。
【画像】角田裕毅が「今までの中で一番」と笑顔を見せたニューマシン!車体デザインをチェックできる前面&側面から2カットをお届け
各チームのニューマシンが一堂に公開となったイベント、「F1 75 Live」が2月18日にイギリス・ロンドンで開催され、それに先立ち角田が各メディアの取材に応じ、自身の胸中を語った。米メディア『Sports Illustrated』がそのコメントの数々を伝えている。
昨季終了後、レッドブル昇格の可能性も膨らんだものの、実現とはならなかったことについての質問には、「正直なところ、昨年のことはもう頭の中で整理して、すでに忘れているような感じです。正式に発表されたときも、特に怒りや落胆は感じませんでした」などと振り返っている。
他にも自身の役割として、「結局のところ、僕がVCARB(レーシングブルズ)にいようが、レッドブルにいようが、やるべきことは変わりません。自分のやるべきことを続けるだけです。レッドブルがリアム(ローソン)を選んだ理由も理解できますし、仕方のないことです。自分でコントロールできないこともありますからね。ただ、自分自身に集中し、もっと実力を証明することに努めます」と前向きな言葉を並べた。