F1プレシーズンテスト 角田裕毅 新車に”手ごたえあり”「より完成度の高いドライバーになりたい」
参戦4年目だった昨季はランキング12位で終了。自己最高位ながらキャリアに照らせば、物足りなさはある。ただ、今季のマシンはレッドブルの昨季型車「RB20」から一部パーツを流用しており、搭載されるパワーユニットもホンダ製。さらなる戦闘力が期待される。
ちなみにサスペンション、ギアボックス、ギアボックスなどはレッドブル・テクノロジー社製と紹介されており、近年のトレンドになっているシャークマウス型のサイドポッドなども含めてRB20の仕様を供与されたとみられている。
合同テストは各チームともメニューがバラバラになるため、一概にタイムだけでは評価されにくい。が、3日間のテストでは必ず予選シミュレーションが行われる見通しで、戦闘力をある程度は推し量ることはできる。
角田も「トップ10を走り続けることができれば」と期待を寄せており、6年ぶりに開幕戦として開催される第1戦オーストラリアGP(メルボルン、3月16日決勝)でまずは上位に食い込みたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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