F1プレシーズンテスト 角田裕毅 新車に”手ごたえあり”「より完成度の高いドライバーになりたい」

角田はF1で5年目シーズンを戦う(C)Getty Images
F1のプレシーズン合同テストが26日、3日間の日程で10チーム、20台が参加してバーレーンで始まり、RB改めレーシングブルズの角田裕毅は初日のセッションで10番手タイムをマークした。
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トップタイムはマクラーレンのランド・ノリス(英国)。レッドブル勢はシリーズ5連覇を目指すマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3番手につけ、RBから移籍したリアム・ローソン(ニュージーランド)が8番手。角田とコンビを組むルーキーのイザック・ハジャル(フランス)は11番手だった。午後のセッションで施設が停電し、約1時間にわたって赤旗中断となり、セッション終了時間が1時間遅くなった。
角田は新車「VCARB02」で78周を走り込んで最速タイムは1分31秒610。ノリスとは1秒180差となったが「たくさんのデータを集めることができて良い一日となった。初日は主に車の特性と挙動を理解することに集中した。マシンはほぼ期待していた通りに動いてくれた」と前向きに振り返った。
走行前には「F1で5年目となるシーズンが、これまでの数年間の延長線上にある、常に進歩し続けるシーズンになることを願っている。コミュニケーションをさらに良くして、一定したパフォーマンスを出す。その2つに磨きをかけ、より完成度の高いドライバーになるつもりだ」と今季へ懸ける思いも語った。