【F1】角田裕毅の正式昇格は「理解できない」 ローソン母国紙がレッドブル幹部を糾弾「フェルスタッペンも飛び降りる沈没船」
角田の昇格については「表面的にはメリットがないわけではない」と論じる同紙は「商業的にもツノダは大きな価値をもたらす。来週の鈴鹿でレッドブルのユニフォームを着た彼の姿は地元ファンの間で大騒ぎを引き起こすことは間違いない」とも断言。その上で地元の有望株であるローソンに厳しい措置をとったレッドブルの経営陣を糾弾している。
「ではなぜツノダは最初に選ばれなかったのか。それはF1の主要市場の一つである日本での彼の知名度が高いにもかかわらず、彼のドライバーとしての経歴に疑問が残るからだ。マルコは彼を高く評価しておらず、ホーナーは彼の態度と才能に懸念を抱いているという噂もある。
ツノダにとっては魅力的な決定だが、彼は自らの目で現実を目の当たりにすることになるだろう。もはやレッドブルは、修理すべき箇所が多すぎる沈没船のような気がしている。チームがすぐに解決策を見つけられなければ、フェルスタッペンでさえも転覆しかけている船体から飛び降る可能性はある」
ホーナー代表らチーム幹部たちが協議し、ドライバー交代を決断したとされる今回の事態。ファーストドライバーであり、4季連続の世界王者であるマックス・フェルスタッペンが異議を唱えたともされる中、角田はいかに存在感を示すか。
何はともあれ、24歳の日本人とっては千載一遇のチャンス。日本GPでの走りに注目が集まるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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