「昇格が現実味を帯びてきた」角田裕毅のレッドブル入りが電撃浮上 ローソン低迷により鈴鹿での交代有力と海外報道「決断は目前に迫っている」
また、角田より実績で劣るローソンの昇格となった経緯について、レッドブル首脳陣の猛プッシュによるものだったと振り返りながら、「現状はローソンが明らかに苦戦しており、ツノダの速さと経験がRB21への適応を容易にすると考えられている」と2戦を終えての印象を綴っている。
加えて、ドライバー交代について論じる同メディアは、クリスチャン・ホーナーなど首脳陣に向け、「彼らは決断を先延ばしにし、数戦の猶予を与えることもできる。しかし、ローソンの成績が急激に向上する見込みは薄い」と主張。
その上で、ローソンの成績を踏まえ、「レッドブルは、今後も数戦にわたりノーポイントで終わるような状況を許容できる立場にはない」と訴えるとともに、「2人の競争力のあるドライバーを確保するため、今、決断が求められている。そしてその決断は、目前に迫っているかもしれない」と説いている。
来月4日に開幕となる日本GPで果たして、誰がレッドブルのステアリングを握るのか。鈴鹿が舞台であることからも、角田が今季3レース目で大きな転機を迎えることになっても不思議ではないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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