レーシングブルズの鍵を握る角田裕毅 米メディアは高く評価するも“堅実さ”が重要と指摘「目標は7位争いに持ち込むこと」

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 セカンドドライバーとなるハジャーに対しては、「本来もう少し時間をかけてF1デビューする予定だったが、(ダニエル)リカルドと(セルジオ)ペレスの離脱によって一気に昇格。レッドブルの混乱の中、静かにシートを確保した」と下部組織からの抜擢となった経緯を説明。

 そしてドライバー2人には他にも、「ツノダとハジャーの両者とも無駄にラジオで主張しがちなタイプなので、無線交信が騒がしくなるのは確実だ」などと見通している。

 また、ローラン・メキース代表が率いて2シーズン目であることなどから、「チームはまだ再建の初期段階にある」と指摘。加えて、「2026年のレギュレーション変更に向けて、環境を整え、チーム基盤を固めることが大きな目標となる」と今季の方向性を示している。

 さらに、今季の目指すべき順位も予想。「この10年間、チームは6位が2回、7位が4回、8位が2回、9位が2回といった成績を残してきた。これを見れば、レーシングブルズがどのあたりで戦うチームなのかは容易に想像がつく」と論じており、「ここ2年連続で8位に沈んでいることを考えると、今季の目標は7位争いに持ち込むこと。もしそれが達成できれば、成功といえるシーズンになる」などと見解を綴っている。

 同メディアは、契約が今季限りとなる日本人ドライバーの動向にも目を向け、「ツノダの去就が大きな焦点」とも見込んでいる。同じく、パートナーとして最終年となるホンダとの関係も含め、コース内外で話題には事欠かないシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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