オリックス リーグ3連覇へ視界良好 球界OBから評価された強さの秘密とは
昨年度まで打線をけん引した吉田正尚はレッドソックスに移籍、主力の杉本裕太郎も好不調の波に悩まされる中、チームには新陳代謝が生まれている。西武からFA移籍で加入した森友哉、この日の試合でも本塁打を放った頓宮、中川圭太などまた新たな顔ぶれが常勝軍団を形成しているとあって「使われた選手がことごとく活躍する」「それだけ競争意識が激しい」とチーム内の競争意識がいい方向に働いているとした。
また、首脳陣の選手起用のたくみさにも注目。投手陣では先発を務めていた山岡泰輔が7月中旬から中継ぎに役割変更となった。この起用に関して高木氏は「山岡を中に入れたのはでかい」「第二先発いるみたいな感じ」とコメント。先発陣には絶対エースの山本由伸を含めて、宮城大弥など豊富なラインアップを誇ることで、ブルペンを厚くする起用を選択したことを評価するシーンもあった。
リーグ3連覇を目指すチームにおいては、中嶋聡監督の育成と勝利を両立させる手法も高く評価されている。
今や球界屈指の常勝軍団となったオリックスの快進撃は続いていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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