菊池雄星、交渉期限まで1週間 気になる代理人の動向
ボラス氏の手腕を日本人にまざまざと見せつけたのが、2006年オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指した西武・松坂大輔投手の交渉だ。レッドソックスとの独占交渉期限前日になり、ようやく総額60億円超という契約がまとまった。
決裂、西武残留も辞さない強気の交渉をボラス氏が続けたが、最後は松坂本人がまずメジャーでプレーできることを最優先させた。
代理人が異なるが、昨オフの大谷翔平とエンゼルスとの合意は、期限2週間前。こちらはスピード決着だった。またパドレスに入団した牧田和久は期限4日前に合意に達した。
菊池はすでに16日に渡米。ボラス氏の持つ充実した施設でトレーニングを積んでいるという。年末年始を挟み、日本球界はお正月モードとなるが、メジャーはそこは違う。米国は11月末の感謝祭と、12月のクリスマス休暇がホリデーの本番で、年末年始に休みの感覚は薄い。クリスマス休暇が明け、いよいよここからが本番。日本球界屈指の左腕を巡り、さまざまな思惑が交錯する中、期限ぎりぎりまで時間も巧みに使い、らつ腕代理人がどうまとめることができるか。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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