「トレードされる可能性が最も高い」低迷続くブルージェイズ、菊池雄星の放出を専門メディアが予想「再建に役立つ見返りをもたらす」
勝ち星こそ恵まれていないものの、菊池は安定したピッチングを続けている(C)Getty Images
現在、ア・リーグ東地区最下位に沈んでいるブルージェイズに対し、はやくも今夏での主力選手のトレード放出が有力視されているようだ。
専門メディア『Blue Jays Nation』は現地時間5月28日(日本時間29日)に配信した特集記事の中で、先発ローテーションの一角を担う菊池雄星がその候補の一人と予想している。
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同メディアは現在まで低迷が続くブルージェイズについて、「今後数か月で好転しない限り、チームはフリーエージェント候補や調停年を迎える選手の一部をトレードする運命にあるようだ」と指摘し、ウラジミール・ゲレーロJr.や菊池の名前を挙げている。
その上で日本人サウスポーに対しては、「どのチームも常に先発投手を必要としており、キクチがこれまでの投球を続ければ、7月には間違いなく欲しがられるだろう」と説いており、「キクチが堅実なメジャーリーガーに成長するのは素晴らしい話だが、2024年のブルージェイズでトレードされる可能性が最も高いメンバーのようだ」と主張。さらに、「ブルージェイズはこれらのトレードオファーに耳を傾けるべきか?もちろんそうだろう」と見通している。
菊池はここまで11度の先発登板で勝ち星こそ2勝にとどまっているものの、クオリティスタートを6度記録するなど、スターターとして安定したピッチングを続けている。加えて、3年契約の最終年であることから、今季開幕以降、夏のトレード要員となる可能性も常に囁かれていた。