残り4試合!巨人の新55番・秋広の生き残りに求められる「あの姿勢」とは
開幕一軍切符の鍵を握るのは―。若手の積極起用を打ち出している巨人でアピール期間のタイムリミットが迫っている。
原監督は若手のアピール期間を11日のオリックス戦前までとしており、秋広、中山らに残された時間は5日の日本ハム戦(札幌ドーム)を含め4試合となった。大型野手として期待を集めるプロ2年目の秋広は「がむしゃらに頑張っていきます」と何としても結果を残したいと語った。
一方、外堀は着々と埋まってきている。メジャー通算96発の新外国人のポランコは今日5日にも来日。ここまではコロナ禍もありチームに合流できていなかったが、アリゾナで行われていたほかの外国人選手との合同練習には参加しており、調整を続けてきたという。今後、実戦の状態次第では開幕スタメンも見えてきそうだ。
ほかにもセンターのポジションを争うベテランの丸も最近はオープン戦で1番候補として注目されるなど、好調を維持している。外野手の枠が埋まりつつある中、秋広に求められているのは打撃、守備以外の面もあるという。
元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは1日に出席した燦燦会の場で秋広についてこう言及した。
「(開幕1軍は)ゼロではないです」としながら、秋広に求めるものとして「三振を取られても悔しさをベンチ裏で出すぐらいにならないと。ただ三振したっていう感じでこられてもこっちとしては覇気がないなという感じに見えてしまうので、その点、中山の方が、なんとか1軍に残ろうっていう意識は強いと思います」とキッパリ。