プロ野球でまた「怪盗ルパン」!過ち犯したソフトバンク160キロ左腕を狂わせたものは
一方、故障にずっと苦しんでいた。血行障害の一種で、利き腕の左手指先がしびれ、完治が難しいといわれる病気「胸郭出口症候群」をプロ1年目に発症。投薬治療を続けながら、だましだましプレーしてきたが症状が悪化し、今月に入って手術を受けたばかり。全治3カ月と来季を見据えて手術を決断しただけに、球団も痛すぎる誤算だったに違いない。
古谷には、先天性の脳障害で体が不自由な妹がいる。「妹のためにも」と存在を励みにし、家族思いの一面を報じられることも多かった。また自身のプライベートでは19年12月25日に、当時21歳の女性と結婚。幸せ絶頂だったクリスマスから2年後、どん底へと落ちた。仕事を失うだけでなく、最愛の家族まで二次被害に巻き込んでしまうことになる。
160キロを投げられる左投手が、どれほど貴重な人材か。盗みなど働かなくても、今後いくらでも稼げる可能性を秘めていた。22歳の古谷に、いったい何があったのか。年の瀬が迫る野球界に、ショックも損失も大きすぎるニュースだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
楽天に西川電撃加入ではじき出される「あの選手」の名前とは
原巨人 後継監督問題に「あの2人」が急浮上!異変勃発の舞台裏とは
「ナメたことしやがって!」西武ナインが楽天・星野監督に怒りをあらわにした日一、橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る
1 2