新天地でキャリアハイを連発、本格覚醒が期待される日本ハム・郡司裕也に 球団OBからも称賛の声
新庄監督も郡司には高い期待をかけている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
クライマックスシリーズ進出を目指し、現在5位で戦う日本ハム。
3位までは7ゲームとかなり厳しい状況下に立たされているものの、残り1ヶ月と残された試合の中で、チーム全員で懸命に戦っている。
【関連記事】中日の見切りはもったいなかった?快進撃続ける日本ハムでささやかれる「意外なキーマン」
そんなチームに明るい希望をもたらしているのが、今季途中加入した郡司裕也捕手だ。
6月中旬に山本拓実投手とともに中日からトレードで移籍してきた郡司。
移籍後初昇格となった6月30日のオリックス戦、初打席でいきなりヒットを記録すると、7月2日の同カードでは自身初の猛打賞を記録。この試合では初のお立ち台も経験した。
さらに7月4日のソフトバンク戦では、こちらも自身初となるプロ初本塁打を放つなど、加入直後から爆発的な活躍をみせ存在感を放ってきた。
その後もコンスタントに成績を残すと、8月に入ってからもその勢いは衰えず、8月22日の楽天戦でプロ入り後初の1試合2HRを記録すると、翌日には4打点の大活躍をみせたほか、30日のロッテ戦では代打で登場し勝ち越しタイムリーを放ち、現在得点圏打率.462、長打率・413(8月31日現在)と抜群の勝負強さもみせている。
元々中日時代から打撃には定評があったものの、出場機会に恵まれず、3年間ではわずか72試合の出場にとどまり、通算打率.202、24安打、0本塁打にとどまっていた。