1軍昇格即登板で3者連続三振の阪神・石黒佑弥 「覚醒した?」とネットざわめき
石黒の好投は充実の阪神投手陣にとっても好材料だ(C)産経新聞社
阪神は6月5日の日本ハム戦に7-1で勝利。パ・リーグの首位相手にカード勝ち越しを決め、価値ある勝利となったが、この試合の収穫はそれだけではない。同日、1軍に昇格した石黒佑弥が快投を見せたのはチームにとって好材料だ。
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6点リードの9回にマウンドに上がった石黒は、150キロ台のストレートと落差の大きいフォークのコンビネーションが冴え、3者連続三振の圧巻の投球内容。中でも印象的だったのが、2人目の松本剛との対決である。カットボールとストレートで早々に追い込むと、3球目は低め一杯のストレートで見逃し三振に仕留めた。キャッチャー坂本誠志郎の好リードもうかがえるが、それでも低めにズバッと152キロを投げ込んだ石黒の投球を褒めるしかない。
SNSでも「石黒覚醒した?」「何気に9回を三者三振で締めた石黒が収穫じゃないかな?」など、石黒の快投を絶賛しつつも、その“意外性”に驚かされた人の声が相次いでいる。
そういった声が多いのも無理はない。5日の試合で三者凡退に抑えたものの、石黒の防御率は現在7.20と見栄えは良くない。石黒は開幕こそ1軍で迎えたが、4月1日のDeNA戦で3失点し、3日に登録抹消となった。
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