羽生結弦、3・11を挟む3DAYSの価値 震災から12年 ふるさと宮城公演
テレビ関係者は「3・11」を中心とした3日間の公演となった点に、羽生さんのメッセージ性を感じるとも分析します。
「公演が発表された瞬間、誰もが『3・11』を思い出したことでしょう。普通の何でもない日常が幸せだった『3・10』、そして暮らしが一変してしまった『3・12』、そのいずれも、同じように満天の星が瞬き、我々を包んでいた-。震災の記憶はどうしても多忙な毎日の中で、風化してしまいます。羽生さんの今回のプロジェクトは風化の動きに『もう一度、考えようよ』と呼びかけているような気がしてならないんです」
アスリートだからこそ伝えられるメッセージがある。数値化されない価値を持つ3日間は、多くの人々にとって、もう一度「あの時」に思いを致すきっかけになることでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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