「美術館に飾れる」ほどすごい羽生結弦の「肉体美」 小塚氏は「フィギュアスケートのために作られた体」
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いよいよ今シーズンの幕開けが近づいてきたフィギュアスケート。
今年は、レジェンド・羽生結弦が7月にプロ転向を表明したこともあり、新たな時代の始まりとして、新時代を担っていくだろう沢山の才能溢れるスケーターたちの台頭が注目されるだろう。
そんな開幕を前に、元フィギュアスケーターの小塚崇彦氏と高橋成美氏がスポーツアンカー田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に登場。
プロ転向を表明した羽生について、そのすごさや才能について語った。
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成長スピードの速さの裏側にあったもの
ともに羽生の幼い頃から成長を目にしてきた2人。
小塚氏は、羽生の成長について
「1番最初の話では、周りの子たちと同じレベルでしたが、ジュニアの頃からメキメキとジャンプが伸びていった。それ以外の表現面なんかもついていったというイメージですね。練習で跳べて、曲かけで跳べて、試合で跳べるというこの3段階でトントンといくのが羽生選手のすごさですね」
と話すと、高橋氏も、
「私もそんなイメージですね。小学校の頃は早くからトリプルジャンプを跳んでいたわけではなくて、ダブルジャンプをしっかりと決めていたという印象でした。ただ、彼の強いところは、練習で決めた技を本番でも決められるところです。普通だったら練習で成功しても本番で決められるまで長くかかるところを、彼は1回マスターしたら試合で完璧にこなしてしまうんですよね。それでメキメキ成長していったところはあるかなと思います」
と、インプット・アウトプット力の高さゆえの成長スピードの速さを口にした。