疲れを取るための運動!「アクティブレスト」とは?
アクティブレストとは
休養には「完全休養」と「積極的休養(アクティブレスト)」があります。完全休養とは、文字通り身体を動かさず完全に休むことです。激しい試合の後や、身体に痛みを感じる時に使われます。
それに対して積極的休養、つまりアクティブレストは軽めの運動を取り入れることで疲労回復を促すという方法です。
完全に休むのに対して、軽く筋肉を動かすことで血液循環を促し、老廃物や疲労物質の代謝を促進させることで、疲労を早く取る事が出来るのです。
元々はスポーツ選手が取り入れている方法で、トレーニング後のクールダウンやストレッチがこれに当たります。普段スポーツをしてない人でも、仕事や家で疲れを感じている人はいますよね。疲労のメカニズムはどちらも同じなので、そういう人にもアクティブレストは応用できます。
3つのポイント
アクティブレストを行う上で気をつけなければならないポイントが3つあります。
それは、①キツい運動をしない、②頑張らない、③気持ちいいと感じる。
あくまで疲労回復を目的としたものなので、頑張る必要はありませんし、キツく感じるほど行うものでもありません。心地よく感じる事が、最大のポイントと言えるでしょう。
アクティブレストの実践方法
ここからは実際のやり方について説明します。先程も伝えた通りキツくなく頑張らない、そして気持ち良いものなのでぜひ試してみて下さい。
ストレッチ
ストレッチは、筋肉を伸縮させることで、血流を改善させる効果があり、アクティブレストの代表と言えるでしょう。ゆっくりと深呼吸をしながら無理のない程度に行いましょう。目安はテレビを見ながらなど、「〇〇しながら」行う、ながらストレッチです。
有酸素運動
ウォーキングなどの有酸素運動も心拍を高めるのでおススメです。普段運動をしていない人でも取り入れやすいですしね。
「散歩しているからウォーキングは必要なし」と思っている人も多いですが、散歩とウォーキングは違います。ウォーキングの場合、散歩よりも少し早めのペースで歩くようにしましょう。できるだけ一定のペースで、もちろん途中で寄り道などはいけません。
あくまでも疲労回復が目的なので、あまり頑張りすぎるのはよくありません。目安は身体がポカポカと温まってきたら大丈夫です。
運動に慣れている人ならペースを上げてジョギングでもいいでしょう。ハイキングなどもリフレッシュできるのでおススメです。
プール・入浴
水中では水圧がかかるので、全身の血行改善を促してくれます。また浮力により筋緊張を緩和する効果もあるので、アクティブレストにもとても向いているのです。
プールなら泳ぐのはもちろん、水中ウォーキングもいいでしょう。水の抵抗が負荷となるので、ゆっくりでもしっかりと筋肉を使うことが出来ます。
プールでなくとも、お風呂でも効果はあります。湯舟に浸かることで水圧と浮力の効果を得られる上に、温かいお湯のおかげで心拍数も高くなり血行促進はさらに増します。また自律神経の働きを整える効果もあるので、ストレスなどで脳が疲れている人や、脳と体のアンバランスが原因となっている人には特におすすめの方法です。
まとめ
現代社会は疲労を感じやすい世の中ようです。人間関係や仕事のストレス、満員電車での通勤や、重たい荷物による肉体疲労など、疲れる原因がそこかしこにあります。
だからこそ、疲労とは何なのかを知り、いかにしてその疲労と向き合うかが大切になります。
今現在、疲れを感じている人は上記でお話した3つの疲労メカニズムのどれかに当てはまるでしょう。そしてその全てがアクティブレストで解決出来るものなのです。
疲れていると休みの日は家でゴロゴロしていたくなると思いますが、そこは少しだけ気合を出して、行動を起こしてみましょう。
きっと身体の重さも心の調子も良い方向へ向かってくれるでしょう。
[記事提供:国内最大級の婚活パーティー・お見合い・街コン情報サイトParties(パーティーズ)(https://parties.jp/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
・今すぐ読みたい→
「毎日30分ランニング」のダイエット効果は? https://cocokara-next.com/fitness/30-minutes-running-diet-effect/