肩や首に辛さがある方は必読!パソコン作業の時のイチオシ姿勢とは
3.ディスプレイは目線を落とさない位置にセット
もう一つ重要なポイントは、目線を落とさない位置にディスプレイを置くことです。前述したように「斜頸」の状態になることが、首にもっとも悪影響を与えます。
この状態を作ってしまうのが、ディスプレイが目線の高さよりも下に置かれている状態で、目線を落として作業をすることで、頭部という、何kgという重さの物体を首の筋肉のみで支えなけらばならない状況になっているのです。
この状態を改善するには、ディスプレイの下に書類入れや小物入れなどを置いて目線の高さまでディスプレイを上げるのがおすすめです。そうすると、首を曲げずに水平の位置でディスプレイを見ることができ、首と首を支える筋肉に負担をかけずに画面を見ることができるのです。
ノートパソコンは、キーボードとディスプレイが繋がっているので、肩の負担を軽減するか、首の負担を軽減するか、どちらを優先するかになってしまうのですが、オススメは外付けのキーボードを用意していただき、首にも肩にも負担のない状態を作っていただくのがベストな状態です!
[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]
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