秋の憂鬱は9月病のサイン?環境変化で起こるうつ症状に注意
「秋になってから憂鬱を感じている」というお悩みは、この季節特有の9月病かもしれません。
季節の変わり目である9月は、心身に負担がかかり不調があらわれやすくなります。
この記事では、9月病の原因や、不調に見舞われやすい人の特徴、対策方法をご紹介します。
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1.『9月病』とは?
9月病とは、9月に起こるさまざまな不調の総称です。
9月病は正式な病名ではありませんが、悪化するとうつ病や適応障害を引き起こし、日常生活に大きな支障が出ることがあります。(※1)
9月病の原因は、セロトニンの減少や自律神経の乱れなどです。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、日光を浴びることで分泌が促進されます。秋はだんだんと日照時間が短くなるため、セロトニンの生成量が減少し、メンタルの不調が起きやすくなるのです。
また、秋の寒暖差や気圧の変化、蓄積されたままの夏の疲れなどは、自律神経を乱し、心とからだに不調をもたらします。
下記は、9月病の症状のチェックリストです。
●不眠
●食欲不振
●だるさ・倦怠感
●動悸
●めまい
●気分の落ち込み
●集中力が続かない
●やる気の低下
●不安感
●イライラ
いくつか当てはまった人は、9月病の可能性が高いでしょう。
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