年末の宴会シーズン必見!飲みすぎにブレーキをかける4つのコツ
3.それでも飲みすぎたら漢方の力を借りよう
ついお酒を飲みすぎてしまい、二日酔いなどの不調に悩んでいるなら、漢方薬がおすすめです。漢方薬は不調の根本の改善を期待できるため、飲みすぎによる不調にもアプローチできます。
また、漢方薬は自然由来の成分でできているため、一般的に副作用のリスクが低いといわれています。
二日酔い対策には「アルコールの代謝をサポートする」「水分バランスの乱れを整えて吐き気やむくみを改善する」「胃腸の機能を回復する」といった漢方薬を選びましょう。
<二日酔いにおすすめの漢方薬>
・五苓散(ごれいさん):水の巡りをよくするとともにバランスを整え、余分な水分を排出し吐き気や頭痛に働きかけます。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう):余分なからだの熱を冷まし、暴飲暴食で低下した胃腸機能を整えて、胃炎、嘔吐、のぼせなどに働きかけます。
漢方薬は体質との相性が重要です。漢方に精通した医師や薬剤師に、体質に適した漢方薬を選んでもらいましょう。
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4.健康に気を配りつつ、お酒はほどほどに
これからの時期は、人付き合いでお酒を飲むことが多くなります。健康リスクを踏まえ、飲酒量に気を配り、きちんと自分のからだをいたわっていきましょう。
【参考文献】
(※1)e-ヘルスネット(厚生労働省)「アルコールと循環器疾患」
(※2)国土交通省「飲酒に関する基礎教育資料」
(※3)PLOS Medicine「Impact on wine sales of removing the largest serving size by the glass: An A-B-A reversal trial in 21 pubs, bars, and restaurants in England」
(※4)筑波大学「The First Global Demonstration of Nonalcoholic Beverages Reducing Alcohol Consumption: A Randomized Controlled Trial」
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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<この記事を書いた人>あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。





