緑茶の効能をたいせつに
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
過ぎ去りし故郷でのお茶の時間
緑茶はさまざまな望ましい効き目を発揮してくれる健康飲料です。
ペットボトル入りの緑茶のことを言っているのではありません。昭和の時代に生まれ育った私としては、“お茶” とは茶葉を急須に入れてお湯を注ぎ、湯飲み茶わんに注いだ飲み物のことを指す。過ぎ去りしむかしの日常生活には欠かせませんでした。心身の健康に貢献してくれる、思い入れの強い飲み物です。
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何かに付けて、お茶が淹れられ湯気の立ち上る湯飲み茶わんが目の前にありました。
実家の母や祖母がお客さんを招き入れる際に「さあさあ(家に)上ってちょうだい。お茶入れるで、飲んで行ってね。」
父が仕事の合間によく口にしていた決まり文句、「お茶にするじゃあねえか。」
まだあります。
受験勉強の区切りが付いたところで、「お茶持って来いや。」と奥さんに催促してくれた恩師。
半世紀ぶりに再会した小学校時代の担任の先生が「やあやあ、寄ってってくれ。お茶入れるで・・・。」
この私だって、先日自宅に顔を出してくれた義兄夫婦に「お茶飲んで行って。」と言いながら、おいでおいでと手招きする。もちろんお出ししたのは急須で淹れた粗茶でした。
緑茶に含まれる代表的な成分は「カテキン」と「カフェイン」が挙げられます。(※1)
カテキンは老化の進行や感染症,様々な生活習慣病の発症などに関係する、活性酸素を除去する効果(抗酸化作用)があります。更にはLDLコレステロール値を下げて血糖値の上昇を下げてくれる効果もあります。(※2)
カフェインの効用でよく聞くのは利尿作用。だから血圧上昇を抑えてくれる効果に期待できますね。