大失敗ダイエット!?思い込みと勘違いについて

タグ: , , 2021/1/4

気を付けたい食品

①糖質コントロール食品

先ほどもお話ししましたが、糖質コントロール食品と聞くと、低エネルギーで食物繊維が多く含まれると勝手にトータルで健康的な食品だと思い込んでいました。

もともとエネルギーの高い糖質を半分程度に減らしただけで、もちろん0kcalなわけはなく、さらに代わりに増やした味のノリにくい材料や独特な香りを消すために塩味を利かせたものが多かったのです。

インスタント食品や加工食品、ラーメンなどに含まれる食塩量は、全般的に多めですが、なぜか糖質コントロール食品は、減塩にも配慮されていると思っていたのです。

また、1日分の野菜がとれるタイプや香辛料がたっぷり入った辛い低エネルギースープなども、想像以上に食塩相当量が多かったです。

満足感を得るためにラーメンのスープは飲み切っていましたし、空腹感を抑えるため1日に何個も野菜スープを飲んだこともありましたので、それに気づいた時は衝撃でした。

②市販のもずく酢

もずくは、低カロリーで食物繊維が豊富、ミネラルを多く含み、独特のぬめりにも健康効果がある食品として知られています。

しかし、市販のもずく酢には、1個70gあたり0.9gも食塩が含まれていたのです。

私は、味のないもの、こんにゃく、海藻などが苦手でしたが、もずく酢は、食べられました。

「食物繊維と酢が手軽にとれる。」

と、もずく酢を食事の前に2個づつ、1日で6個食べていました。

2020年の20歳以上の女性の食塩摂取目標量は1日6.5g未満ですから、とんでもないことですね。

毎日の過剰な糖質、食塩の摂り過ぎと飲酒で、痩せるはずがなかったのです。

今でも、あの糖質オフ麺の『味』が好きらしく、ついつい食べたくなってしまうのですが、前みたいな爆食いはやめました。

おかげで翌年は、正常値に戻りました。

そして、この経験を生かして!?

栄養指導で、悪い例として失敗談を話すようにしています。

そうすると、頑張っているのに全く成果がみえないという自信たっぷりの方も、もしかしたら…と、色々と話してくださいます。

水なのに砂糖が含まれていると思わなかったという方やテレビやインターネットで一部の偏った情報で誤った解釈をしている人もたくさんいます。

そのような情報を精査して、正しくお伝えできるように、こちらも日々、勉強しないといけないと思う今日この頃です。





[文:栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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