「脳疲労」という言葉を知っていますか?疲労をためないための過ごし方とは
スマホ断ちも有効
ほかにも脳疲労に有効な方法には「デジタルデトックス」もある。現代人の特性ともいえるほどスマホは今や生活には欠かせないものとなっているが、情報量の多さから脳にかかる負担も増大している。そのため、休日などはあえて、スマホをオフにして、「スマホを1日見ない」(工藤医師)のも大事だという。
体の疲労、脳疲労、いずれも気を付けたいが、特に「頭の疲れ(脳疲労)は気づきにくい」ため、早めの対応が必要とされる。また慢性的な疲労には、病が潜んでいる場合もあるためあまりにも疲れが取れないようならば、かかりつけ医に相談することも大切となる。
今回の特徴を知った上で、「疲れたな」と思ったら、早めの疲労回復を心がけたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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工藤 孝文(くどう・たかふみ)
福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへ留学。
現在は福岡県みやま市の工藤内科にて、地域医療を担っている。
糖尿病、東洋医学・漢方治療、ダイエット治療を専門とし、NHK「あさイチ」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などメディア出演多数。
日本内科学会・日本東洋医学会、日本肥満学会・日本糖尿病学会・日本高血圧学会・日本抗加齢医学会・日本女性医学学会・小児慢性疾病指定医。
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