肩こり悪化の原因は加齢? 痛みを和らげる秘策を薬剤師が紹介
3. 漢方は体質に合ったものを選ぶのが重要
先程ご紹介したように、肩こりには漢方薬が有効ですが、基本的な生活習慣や食習慣の見直しも大切です。
漢方薬で一時的に肩こりが緩和したとしても、食生活の乱れや運動不足が続いているとすぐに不調はぶり返します。
肩こりが起こりやすい人は、日常生活にストレッチを取り入れたり、からだを温め血液の巡りをよくする食材を食べたりして、日ごろからしっかり対策することが大切です。
そのうえで、自分に合った漢方薬を習慣化することでさらなる不調の改善が期待できます。手軽に不調を改善したい方におすすめなのが、「あんしん漢方」のようなAIを活用した新しい漢方相談サービスです。
4. セルフケアで肩こりに悩まないからだづくり
重だるく地味につらい「肩こり」。筋肉の緊張や血行不良が起こっている状態で、生活習慣や加齢が関係しています。
今回は、肩こりの予防・対策として漢方薬をご紹介しましたが、運動や内臓機能を高める食事など、ほかのセルフケアと組み合わせることでより一層効果を発揮します。
日常生活にこまめなストレッチを取り入れ、食事や運動習慣を見直すことをおすすめします。肩こりしにくい、しなやかなからだづくりを心がけましょう!
参考文献
(※1)健康長寿ネット「肩こりに効く体操とは」
(※2)女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「肩こり・首こり」
(※3)健康長寿ネット「頚椎症」
(※4)森雄材著『図説 漢方処方の構成と適応 第2版』(神戸中医学研究会)
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 杉岡 弥幸
薬剤師。北里大学で生薬学を学び、卒業後は大手漢方専門店にて漢方薬剤師として勤務。現在は自身のダイエット経験や健康に関する知識を活かして、漢方や養生による体質改善方法をWeb等で発信。
漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。