「時間栄養学」に学ぶ、食べ方のポイント
時間栄養学という言葉をご存知ですか。体内時計と栄養学が結びついた新しい学問です。今回は時間栄養学にもとづいた食べ方のポイントをご紹介します。
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時間栄養学とは?
時間栄養学とは、「何を」「どれだけ」食べるかという従来の栄養学に、「いつ」「どのように」食べたらよいのかという時間の概念を取り入れた学問です。
人間には、1日周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっています。体内時計とは、生体リズムを調整しているメカニズムの一つです。私たちの体内で行われている消化、吸収、代謝の働きに大きく関わっています。
体内時計のリズムが狂うと睡眠障害や肥満、糖尿病などの代謝障害を起こすことが、最近の研究で明らかになっています。健康的な生活を送るためには、体内時計に従って食事をとることが大切です。
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