管理栄養士が教える!「脳の健康」を意識した食事とは?
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
「脳の健康」を意識した食材・メニューを、ホームシェフのサブスク サービス「シェアダイン」管理栄養士・住岡昌恵シェフに聞きました。
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1.カマンベールチーズ
アスパラなどと春巻きorフリット
監修:住岡昌恵シェフコメント
カマンベールチーズには、アルツハイマーの原因物質であるアミロイドβが脳に沈着するのを防ぐ効果があると言われています。また、アスパラやズッキーニに含まれる葉酸が、脳の神経細胞を障害する物質を分解してくれるので、認知機能改善につながると言われています。揚げ物をするなら、熱に強く酸化しにくい、オリーブオイルやこめ油がおすすめ!
2.青魚
鰯/アジ/サンマのコンフィ オリーブオイル使用または、トマトとハーブ煮込み
監修:住岡昌恵シェフコメント
イワシのような青魚や、脂肪の多い魚は、DHAやEPAといったn3系不飽和脂肪酸が含まれ、動脈硬化や脂質異常症といった生活習慣病予防する効果があると言われています。脳血管や神経細胞を健康に保つためにも、週7切れ以上食べることを心がけましょう。また、ニンニクやタマネギなどと一緒に調理することで、血液サラサラ効果もアップしますので、血圧高めの方などにもおすすめのメニューです。
トマトが加わることで、リコピンの抗酸化作用も働き、からだの酸化・老化抑制が期待できます。しかも、リコピンは熱に強く、煮込んでも効果が変わりません!トマト缶を使うとリコピン濃度も高くなっているので、煮込みやソースなどでトマトを使う場合は、缶詰がおすすめです!