若い女性がかかりやすい病気と予防について紹介

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[文:フェムゾーンラボ(https://www.femzonelab.com/)]

※本記事は、医師による執筆記事です。

女性特有の病気は年代によってさまざまなものがあり、どういった病気が存在するのかをチェックしておくことが、健康な生活を送るために重要になってきます。
20歳~30歳は年齢的にも若く、体調の変化や病気の心配をしている方も少ないと思います。
しかし、女性においてこの年代は就職・結婚・妊娠・出産といったライフステージの変化が起こりやすい年代です。
ライフステージの変化によって心身にストレスがかかり、さまざまな病気を引き起こすリスクが高まります。

今回は、若年層の女性が注意すべき病気について、6つほど紹介していきます。
今後の疾病リスクについてしっかりチェックし、予防できるようにしましょう。

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1.生理(月経)のトラブル

20代~30代の女性にとって、もっとも頻度の高いトラブルは、生理(月経)のトラブルです。正常な生理(月経)は、28~30日周期で、3~6日程度の腟からの出血が起こります。出血量は、生理用のパットを越えて下着を汚すことはなく、めまいやたちくらみ・動悸などが起こる鉄欠乏性貧血にもならない量です。この範囲にはいらない生理は異常の可能性が高いです。

生理不順でみつかるもっとも重大な病気は子宮がんです。さらに子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍などで生理のトラブルが起こることもあります。年1回の子宮がん検診を受けるとともに、生理の異常がある場合は産婦人科を受診しましょう。

さらに出血の頻度や量が少ない場合は、卵巣機能不全の場合があります。妊娠しにくい場合があるので、避妊せずセックスをしていても、1年以上妊娠しない場合は、産婦人科を受診しましょう。

2.セックスのトラブル

セックスの後に下腹部痛やオリモノ異常(茶色や黄色、緑色のオリモノ)、陰部のデキモノなどができた場合は、性行為感染症(性病)の可能性が高くなります。早めに婦人科を受診しましょう。

3.妊娠のトラブル

規則正しい生理がある場合、2か月生理がこなければ妊娠の可能性があります。
まず薬局で妊娠判定薬を購入し、妊娠しているかどうかを確認しましょう。妊娠している場合は婦人科を受診しましょう。妊娠初期におこる強い腹痛は子宮外妊娠の可能性があります。緊急手術が必要です。

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