飲酒運転ならぬ飲酒歩行で起こること
ヘッドライトの照射距離を比べてみると、ロービームは約40メートル、ハイビームは約100メートルです。黒っぽい服装だと視認できる距離に影響を及ぼします。暗闇の中であっと思っても手遅れとなる。徐行していない限り、咄嗟にブレーキを掛けても直ぐには停車できません。
ちなみにハイビームを多用してはいけませんよね。ハイビームを浴びた人は眩しいのです。対向車が来たら、お互いのライトが重なって目の前が真っ白になってしまう。(蒸発現象)
前を行く車だって、バックミラーで光が反射して運転に支障を来します。(*2)
道のド真ん中で泥酔者が眠り込んでいることも多いとは、今回受講した教官の弁。車と車の間から千鳥足で酔っぱらいが現れるかも。過剰な飲酒は内臓疾患の要因だけではありません。
“けがのもと” でもあると納得しました。
完全に運転者に責任がある場合は別です。けがを負ってしまった状況によって、不慮の事故なのかどうか??交通事故はお互いのエゴ・自我によって引き起こされる場合が多い。事故当時の状況を尋ねてみると「お酒を飲んだあとに・・・」が前置きにあったりする。
お酒は強引さを助長します。だから “ぶつかる” のです。アルコールは注意力,判断力など認知力全体を減衰させてしまいます。
何といっても、生活習慣病とけがの原因には、程度を超えた飲酒もあるのです。
限られた貴重な時間の浪費を思えば、お酒による失敗だって防止しなくなりませんか!?
健康的な生活習慣の改善になぞらえた言い方をするなら、“予防” することがたいせつです。
【出典】
(※1)健検公式テキスト増補改訂第2版 良い飲酒、悪い飲酒
(※2)全日本交通安全協会編集・発行 わかる 身につく 交通教本
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。