友好の橋渡し役?お酒の不思議なちからについて

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[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]

 もしかするとむかしの人たちは、先ずはお酒を酌み交わし、その人となりを確認したのかもしれません。のみニケーションってヤツです。

今の若い人たちの多くは、その逆のように感じます。敢えてお酒を飲まないですね。お酒に掛けるお金や、飲む時間を別の物や事に費やす。お酒に係る諸々を自分の価値観に従い、優先順位を低く置いているようです。
どんな人かを素面の段階で探っている。他人との係わりに慎重なところがある。そして一安心できた段階で、お互いお酒を口にするのかもしれません。

この見解は正しいのか?どちらが良いのか悪いのかを言うつもりは全くありません。

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私は呑兵衛でした。40代後半まで晩酌は当たり前で、その上飲む量は半端ではありませんでしたね。休肝日なんてあろうはずがなかったのです。
後悔先に立たず。今思うと、諸々もったいないことをしていたと思う。けど、お酒にまつわるすべてに於いて悔やんではいません。

お酒には人同志の親睦、友好関係を深めてくれる効果があります。摂取量がほどほどなら、健康的な飲み物のように思ったりします。

商談相手との打ち合わせやビジネスに絡んだ情報交換等のあと、しばしばこんな会話が飛び出した。

「このあと予定あります?」
「いや、特に入っていませんけど・・・。」
「だったら、その辺で一杯やって行きませんか?」
「いいですね!」

と、返したり返ってもらったり。

その時点で既に間柄が縮まった感じがしました。単に私の想い過ごし、錯覚でしたら恥ずかしいですけど・・・。
そして酒席でのざっくばらんな会話が繰り広げられるのです。肩の力が抜けて、リラックスできる雰囲気の中、程度はあっても見えない隔たりが消えていく。素面の時とは違って、敢えて口に出すこともあるでしょう。相手もそれに合わせて返してくれると、お互いの理解度が高くなるのです。

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