嫌いな食べ物ができてしまう理由、嫌いな食べ物をなくす方法
嫌いな食べ物はありますか?
一括りにすると同じ「食べ物」なのに、好き嫌いができてしまうのでしょうか?好き嫌いが無くなったら新しい発見があったり、人生が変わるかもしれません。
食べ物の好き嫌いができる2大要因
嫌いな食べ物ができるわけとして大きく分けて2つの要因があります。
1.遺伝子的要因
人間は舌にある味蕾で食べ物に含まれる化学物質を感知します。
味蕾は器官であり、妊娠三か月の胎児から胎盤を通じて感じることができます。(そんなに早くから人間は味を感じているんです…)
甘味・・・エネルギー源
塩味・・・ミネラル
酸味・・・腐ったもの、未熟なもの
苦味・・・毒
うま味・・・たんぱく質
簡単に言うと人間はこのような感じで味を認識します。
子供がケーキ(甘味)などを好み、ピーマン(苦味)などを嫌うのは本能的なこと。
2.環境的要因
これは後天的なモノがほとんどです。
(例)子供が人参を食べた→腹痛、頭痛、下痢になる(それがたまたま原因が別にあったとしても)→人参を嫌いになる(味覚嫌悪学習)
(例)子供が人参を食べた→元気になった、満腹感が得られた→人参を好きになる(味覚嗜好学習)
好き嫌いがあることは悪いことではなく、生きるための「防御策」といえるかもしれません。人間にとって新しいものを口にすることは高いリスクを伴っているのです。
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