若々しい視力をキープ!老眼に負けない目の健康トレーニング NG習慣も紹介
「最近、目のかすみが気になる」というお悩みは、老眼の初期症状かもしれません。
老眼は、放置していると、どんどん悪化していく傾向にあります。進行を遅らせるには、老眼に気がついた時点ですぐに対策を始めましょう。
この記事では、老眼を早めるNG習慣や、対策になる目のトレーニング方法をご紹介します。
1.老眼を早めるNG習慣
老眼とは、加齢によってピント調節機能が低下した状態です。誰にでもおこるものですが、生活習慣によって老眼になる時期が早まることがあります。
以下は、老眼を早めるといわれているNG習慣3つです。(※1)
1-1.パソコン・スマホを長時間利用している
目の疲れは、老眼を早める原因のひとつです。
とくに、パソコンやスマホの長時間の利用は、小さい文字を追ったりブルーライトを浴びたりする影響で、目に疲れをためやすいといわれています。
パソコンやスマホの長時間の利用は避け、「1時間使ったら10分休む」など適度に休憩をとりましょう。
1-2.常にメガネやコンタクトをしている
メガネやコンタクトは、適切に使用すれば老眼対策に有効といわれています。
しかし、常にメガネやコンタクトを使用していると、まばたきが減ってドライアイになり、目が疲れる原因に。
日中、必要なとき以外はメガネやコンタクトを外して、目を休ませる時間を作りましょう。
1-3.紫外線対策をしていない
紫外線を浴びると発生する活性酸素も、老眼に関係しています。
目の紫外線対策を何もしない状態では、知らず知らずのうちに老眼が進行していく可能性が高いです。
UVカット機能が付いたメガネやサングラスを使う、目に有効とされる「ルテイン」を摂取するなどの方法で、目の紫外線対策をしましょう。
2.老眼を撃退!目の健康トレーニング
老眼対策には、ピント調節する毛様体筋をほぐしたり目の疲れを軽減させるセルフケアをおすすめします。
簡単にできる目の健康トレーニングを3つご紹介します。(※2)
2-1.目のストレッチ
近くと遠くを交互に見るストレッチです。
(1)ペンを1本用意して、遠くの景色が見える窓際に立つ。
(2)両手でペンを持ち、まっすぐ前にうでを伸ばす。
(3)ペンを両目で3秒見たあとに、窓の外の遠くの景色を3秒見る。
1回3セットを1日2回行いましょう。
2-2.眼球運動トレーニング
眼球をゆっくりと動かすトレーニングです。
(1)キャップ付きのペンを1本用意する。
(2)右手にキャップ、左手にペン本体を持つ。
(3)右手を胸より低い位置、左手を頭より高い位置にセットする。
(4)一度まばたきをして、左手に持ったペン先を両目で見る。
(5)ペン先を見つめながら、5秒ほどかけてゆっくりと左手を動かし、キャップにペン本体をさす。
(6)一度まばたきし、(1) ~(5) を繰り返す。
顔と右手を動かさないようにするのがポイントです。1日20回ほど行いましょう。
2-3.老眼鏡で緊張をほぐすトレーニング
老眼鏡を使ってピントをリセットするトレーニングです。
(1)+2度の老眼鏡を用意する。
(2)老眼鏡をかけて、1m以上離れている景色やポスターを5分間ぼーっと眺める。
老眼鏡は、100円ショップや雑貨屋に売っているようなもので大丈夫です。
メガネやコンタクトをつけている場合は、その上から老眼鏡をかけましょう。