競争激化のマスク市場。個性際立つ機能に注目
マスク不足の打開策として注目を集めた布マスク。InstagramなどのSNS上には、マスクを手作りする様子などが投稿され、マスク生活を楽しく快適にという想いが溢れていた。
品薄状態が解消された後も、使い捨てタイプから繰り返し使えるマスクへのニーズは高まり続け、アパレルやスポーツメーカーはマスク市場に参入、独自のノウハウを取り入れた機能性、さらにはファッション性を重視した新商品を販売している。
・今すぐ読みたい→
マスクは魔法のアイテム!?身を守る以外のさまざまなメリットとは https://cocokara-next.com/fitness/mask-is-magical-items/
暑さ対策万全!人気の機能性マスク
ユニクロの「エアリズムマスク」は、下着などにも使われているエアリズム素材を使い、通気性・速乾性・肌触りにこだわって作られ、オンラインサイトや店頭でも売切れが続出した。
他のアパレルメーカーも、服とのコーディネートが楽しめるような素材、柄、カラーなど、デザインにこだわったマスクを販売。さらには、マスク用アクセサリー、外した際に入れるマスクケースなど、マスク生活を充実させる便利アイテムも続々登場している。
スポーツ用品メーカーもマスク市場に参入、運動時にも着用できるマスクを販売している。通気性、吸水性・速乾性、フィット感など、各社のノウハウやこだわりが詰まったマスクは、暑さ・熱中症対策という消費者ニーズとも重なり、軒並み完売となっている。ミズノが販売した、水着などに使用されるストレッチ素材のマスクは、顔へのフィット感が注目された。ヨネックスのキシリトール配合、涼感素材のマスクは、その斬新な発想が話題に。
他にも、アディダス、アンダーアーマー、ゴールドウィン、マックハウスなどが販売する機能性マスクが人気を集めている。