競争激化のマスク市場。個性際立つ機能に注目

肌荒れや乾燥を解消!?保湿機能付きマスク

マスクの品薄状態が少しずつ解消され、気温が上がり始めた5月頃。不織布マスク着用時の悩みとして蒸れ（通気性）、肌荒れや乾燥が気になるという声が聞かれるように。そうした声を受けて開発されたのが、6月末に販売されたマックハウスの「Tarzan UVクーラーマスク」だ。

株式会社マックハウス　商品本部 MD改革室の鈴木室長は、「女性のお客様を中心に、マスクによる、かぶれや肌荒れが気になるという声が寄せられた。お客様の悩み解消のために、保湿・殺菌効果があり、傷ついた肌を守るのに効果があるとされる椿オイルを素材に配合したマスクを作りました。」と話す。

Tarzan UVクーラーマスクには、通気性や速乾性、水に濡らして冷感を持続させる接触冷感、UVカットなど、さまざまな機能を備えている。

「濡らしても苦しくないようにメッシュ素材を取り入れ、通気性を確保する。さらに、肌から素材全体へ水分を取り込むための吸水性、取り込んだ空気の拡散性、クール効果をもたらす蒸発性。そして何よりも、スポーツシーンで求められるフィット感を高めるための伸縮性…。これら叶える生地を探すのが大変でしたね。ご購入いただいたお客様からは、肌触りが良い、濡らしてひんやり感が夏には嬉しい、体育の授業で使った…といったコメントをいただきました。今後も、お客様からの声をお聞きしながら改良を重ね、より良い商品を作っていきたいと思います。9月中旬には、女性やお子様用にもご利用いただきやすい小さいサイズのTarzan UVクーラーマスクの販売を予定しています。機能性に加えて、おしゃれマスクのニーズにも応え、秋・冬のコーディネートに合わせて着けたくなるような新カラーを展開します。ぜひ、楽しみに待っていてください。」と、鈴木室長。

長引くマスク生活をより快適に過ごすために、各社の秋冬用マスクにも注目していきたい。