「スマホ顔」に注意!表情筋トレーニングで老け顔を防ごう
スマホ顔になる原因
なぜスマホを長時間見ると、顔のたるみを引き起こすのでしょうか。その原因はずばり、姿勢の悪さです。スマホを使用する際は、どうしても首が前のめりになって、背中が丸まった猫背の姿勢になってしまいます。この状態が続くと、肩や首がこり固まり、老廃物や血液の循環が悪くなって、顔がむくみやすくなります。
また、うつむいた姿勢が長く続くことで、顔の皮膚や筋肉が緩みがちに。その結果、顔に脂肪がつきやすくなり、頬のたるみや二重アゴができる原因になるのです。
さらに、目線が下向きになるため、まぶたの下垂にもつながり、目元がぼんやりした印象になりがちです。たるんだ口元にほうれい線も目立つようになります。
スマホ顔を防ぐポイント
スマホ顔を防ぐために、次のポイントを意識しましょう。
●姿勢を正して、目線をスマホの画面と水平に保つ
スマホを見るときは、なるべく自分の目線と水平になるよう注意して、猫背にならないように心がけましょう。パソコンの場合は、台に載せるなどして画面の位置を目線の高さに合わせることをおすすめします。
●口角を上げて使用する
スマホやパソコンの画面に向かう際に、口角を上げて使用しましょう。表情筋が鍛えられて、顔のたるみやほうれい線の予防に役立ちます。
●定期的に表情筋トレーニングを行う
長時間同じ姿勢でいると、顔のたるみの原因になります。こまめに休憩をとり、定期的に顔の筋肉(表情筋)を動かすトレーニングを行いましょう。
・表情筋を動かしてほぐす「アオアオウイウイ体操」
「ア」上の歯が見えるように口を大きく開ける
「オ」口の中に英語のOの字を作る感覚で、唇を前に突き出す
「ウ」「オ」の口よりも唇をすぼめて、思い切り前に突き出す
「イ」上下の歯見えるように口を横に大きく広げる
「アオアオ」の口を交互に30秒繰り返したら、続いて「ウイウイ」も同じように行い、合計1分間顔の筋肉を動かし続けます。
■参考
村木宏衣『顔筋整骨パーフェクトビューティ』2014年 主婦と生活社
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】毎日3杯のコーヒーで生活習慣病が改善できる! コーヒーと健康について