クラブを選ぶ際にも知っておきたい!各ゴルフクラブの特徴と種類別角度
ゴルフではラウンドを回る時、ゴルフバックに用意できるクラブの本数が14本と定められています。そのため、それぞれのゴルフクラブの特徴を熟知し、自分に合ったクラブを選ぶことが大切です。使わないクラブを省き、本当に必要となるクラブをピックアップして用意する必要があります。
今回、ゴルフクラブと特徴、そして各クラブの角度特性をまとめました。
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ゴルフクラブの種類と特徴
ゴルフクラブは主にウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターに分けることができます。種類ごとに飛距離やラウンドで使う用途が異なるため、まずは各クラブの大まかな特徴について知ることが大切です。
ウッド
ウッドと呼ばれるものが最も飛距離を出せるクラブです。ティーグラウンドからのショットやグリーンからまだ遠い距離にあるボールを打つのに適したクラブです。まずはウッドの種類と特徴から見ていくことにしましょう。
◆1W(ドライバー)
1番ウッドは俗にドライバーと呼ばれることが多く、第一打目に使用されます。ウッドの中で最も飛距離を叩き出してくれるクラブですが、ヘッドスピードを出すためクラブ自体も長く、フェースも大きく作られています。
そのためコントロールも難しく、初心者の場合、きちんとボールに当て、飛ばすことさえ困難なことも少なくありません。そんなこともあり、まだゴルフに慣れていない方やショートホールと言うケースではドライバーは使わず、次から挙げるフェアウェイウッドを用いることも多くなっています。
◆2W(ブラッシー)
2W以降のウッドをフェアウェイウッドと呼びます。その名の通りフェアウェイでグリーンからまだ距離がある時にボールをカップに寄せる目的で使用するウッドです。
2番3番と番手が小さくなるほどシャフトの中心を含むラインとフェース面の角度である、ロフト角も大きくなりますので、ボールも上がりやすく、パワーがなくても飛距離を出すことができるようになり、地面の上でもボールに当たりやすくなります。ですが、やはり使いこなすにはやや慣れが必要となります。
2Wは最近ではあまり使用する方も少なくなっているため、初心者があえて用意する必要はないウッドと言えるでしょう。プロの中には好んでこの2番ウッドを使用する方もいますが、初心者の場合特に用意する必要のないウッドです。
◆3W(スプーン)
ウッドの中ではドライバー同様、耳にすることの多いクラブです。ゴルフセットにはよくこの3Wが含まれて売られていることも多く、不慣れな方はティーショットなどで使用するケースも目立ちます。
ドライバーより、使い勝手も良く、球も上がりやすい設計となっていますが、やはり初心者には扱いが難しく、飛距離を出すためにはそれなりの練習が必要となります。
◆4W(バッフィ―)
3Wよりボールもより上がりやすく、コントロールも容易なウッドになりますが、最近ではユーティリティの普及により活躍する場面が減りつつあります。初心者でも扱いやすいユーティリティの人気が上がっているため、それで4Wの飛距離をカバーするケースも増えています。
◆5W(クリーク)
5Wは飛距離的にはロングアイアンと同程度です。ですが、ロングアイアンよりも打ちやすいため、頻繁に使われることの多いウッドと言えます。地面からでもミスショットが出にくいため活躍の場も広いのが特徴です。