【ゴルフ】アドレスで決まる!良いスイングの基本は良いアドレス!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの江澤です。
今回はスイングエラーについてトレーナー目線での解説をさせていただきます。
TPI(タイトリスト・パフォーマンス・研究所)が提示しているスイングエラーは16個あります。
その全てを1回では説明しきれないので、カテゴリーに分けながらスイングエラーについて解説をさせていただきます。
スイングエラーについて解説する内容としては、
・スイングエラーについて
・そのスイングエラーになってしまう原因
・スイングエラーのデメリット
・改善ドリルやエクササイズ
などをメインでご紹介させていただきます。
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それでは記念すべき第1回目に取り上げるのは『 アドレス 』についてです。
題して『 良いスイングは良いアドレスから!ミスを減らす構え方と改善ドリルを紹介! 』というような形で行なっていきます。
動画にて詳しい解説をしていますので合わせてご覧ください。
まずはアドレスのおさらいをしてみましょう。
セットアップとも呼ばれたりして、スイングを始める前の構えの姿勢のことを言います。
なぜこのアドレスが重要かというと、最適なアドレスが最適なスイングに繋がるからです。
不適切なアドレスを作ると、キネマティックシークエンス(身体の動き順番や効率性)が崩れ様々なミスに繋がります。
良いアドレスとは?
では、良いアドレスとは何だと思いますか。
良いアドレスの条件は3つあります。
1つ目の条件は『 背骨をニュートラルに保つ 』ことです。
ご自身のアドレスをカメラで撮影や鏡で後方から確認しましょう。
動画や写真で確認する場合、背中に線を引いてみてください。
実際に動いて確認をする場合は、背中にクラブや棒を当てて確認をしてみましょう。
腰骨から首の後ろくらいまでが真っ直ぐになっているのが背骨をニュートラルに保てていることになります。
いわゆるニュートラルポジションです。
このニュートラルポジションを作ることが良いアドレスの1つ目の条件です。
2つ目の条件は『 お尻の位置を高くアドレスを構える 』です。
バーなどにあるような少し高さのある椅子に腰掛けるようなイメージでアドレスを構えてください。
3つ目の条件は『 重心の位置はやや踵側 』です。
足の指が少し自由に動かせるぐらい踵に体重を乗せます。
足の指が動かせないくらいにつま先体重になってしまっていると後々にエラースイングに繋がってきますので、少し後ろ側に乗る事を意識してください。
それでは「良いアドレスの3つの条件」が揃いました。
1.背骨をニュートラルに保つ
2.お尻の位置を高くする
3.重心の位置はやや踵側
になります。