体も心も健康な人は行っている!「健康寿命」を延ばすために4つの習慣を見直そう
「人生100年時代」といわれる昨今。元気で長生きするには、心身共に健康でいなければなりません。また「健康寿命」といわれる、活動的に過ごすことができる年齢を延ばすことにも注目が集まっています。健康でいるためには、アプローチの方法がいろいろあります。具体的に、どのようなことをすると長い間健康でいられるのでしょうか。
そこで今回は、健康を維持する4つの習慣や、健康維持と健康づくりに重要な「食事」と「運動」の秘訣をご紹介していきましょう。また、寿命と健康寿命の違いや、健康寿命と平均寿命の隔たりなど「健康寿命」についても解説していきます。
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寿命と健康寿命の違い
寿命と健康寿命は意味が異なります。それぞれの意味を解説していきましょう。
寿命とは
寿命とは、生まれてから死ぬまでの命がある期間のことをいいます。
「厚生労働省」(※1)によれば、平成30年の日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳となっており、男女ともに過去最高と発表されました。
この平均寿命は年々長くなっており、女性の方が平均寿命が長いという特徴があります。
健康寿命とは
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。平たくいうと、元気に健康で過ごせる期間のことです。
健康寿命も年を追うごとに伸びています。「内閣府」(※2)による平成13年の調査では、男性が69.40歳、女性が72.65歳でしたが、平成28年には、男性で72.14歳、女性で74.79歳という結果が出ています。
健康寿命と平均寿命には開きがある
平成30年の日本人の平均寿命は、男性が81.25歳、女性が87.32歳です。一方、日本人の健康寿命は、男性で72.14歳、女性で74.79歳。この差には、男性で9年程度、女性で13年程度開きがあることがわかります。
この結果を見ると、男性は9年、女性は13年もの間、元気に健康で過ごせない時期を経てから世を去ることになる可能性がうかがえます。
長い人生、いつまでも元気に過ごすために、健康的な生活を送るよう心がけていきたいですね。