eスポーツに取り組む若者必見!これだけは行いたい健康管理について解説
[文:フェムゾーンラボ(https://www.femzonelab.com/)]
※本記事は、医師による執筆記事です。
スポーツ庁の定義によれば、スポーツとは心身の健全な発達、健康および体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために個人または集団で行われる運動競技その他の身体活動のことです。
つまり行ったり観たりして楽しむことができ、さらに心と体のためになるのがスポーツです。eスポーツはコンピューターゲーム・ビデオゲームを使った対戦のことを指す言葉ですが、スポーツですから、楽しみながら心と体のためになる必要があります。
しかしスポーツによくあることですが、楽しくてやりすぎてしまうことがあります。アルコールやドラッグなどと同様の依存性が起こりえるいうことです。まずはそれを自覚することが大事です。
今回は、eスポーツに関わる全ての人に向けて、健康管理の方法についてお話していきます。
依存症傾向のチェック
依存症傾向のチェックとして、eスポーツをすることで、自分と自分の周りの生活の質が下がっていると危険です。
例えばeスポーツが原因で視力の低下や、慢性的な手指や首の痛みがある。常に全身倦怠感や不眠がある。eスポーツが原因で、家族や会社の同僚とトラブルを起こす等の場合は、eスポーツのやりすぎです。eスポーツをする時間を減らしましょう。
また、バーチャルな世界が楽しすぎると、リアル世界の人間関係が面倒になりいわゆる引きこもり状態になってしまう人がいます。
人間は一人では生きていけない生物ですので、家族や社会との関わりをしっかり持つということも、充実した人生を送るためには、大切です。