じめじめシーズン到来!梅雨の健康リスクと4つの改善法
おすすめの改善方法4つ
1.ブレインフードを食べる
自律神経をコントロールしている脳に必要な栄養素をしっかりとりましょう。脳を正常に働かせたり神経伝達物質を合成するビタミンB群、脳神経の発達や維持に欠かせないDHA・EPAは脳機能の低下を防ぎます。「睡眠ホルモン」のメラトニンや「幸せホルモン」のセロトニンはトリプトファンから作られます。これらを豊富に含む食材を毎日食べることで、脳を活性化させ、体調維持に繋がります。
2.食べものでカラダを温める
朝食を摂ると、交感神経に切り替わってカラダにスイッチが入り、体温が上がります。飲み物もアイスばかりではなく、ホットを選ぶようにしましょう。具体的な食べものを挙げると、カラダを温めるねぎ・生姜・唐辛子・にんにくなどをとり入れましょう。血行を促進させるビタミンEが豊富なブロッコリー・かぼちゃ・アボカド・ナッツ類もおすすめです。
むくみの原因は血行が悪いこと以外にも、塩分の摂りすぎによって体内に水分が溜まってしまう場合があります。そのような時はナトリウムの排出を促すカリウムが多く含まれる食べものを摂ると良いでしょう。野菜・果物・いも・豆・大豆製品などを意識して食べましょう。
3.こまめに水分補給をする
雨降りの天気でも気温が高くなるため、思っている以上に体内の水分が失われています。成人男性の場合1日に失う水分約2.5Lを補うには、飲み水で1.2Lの水分補給が必要です。(※1)
4.手洗い・消毒殺菌
食中毒の対策には、まずは手洗いをこまめにきちんと行うことが大事です。外出から戻った際はもちろん、料理をする前、食事をする前、トイレの後などしっかり石鹸で手洗いをし、乾かしてからアルコールで消毒するようにしましょう。
また、食品の保存にも注意が必要です。作り置きの料理やたくさん作って余ったカレーなども鍋のまま台所に放置はせず、すぐに密閉容器に移して冷蔵庫にしまいましょう。5℃以下の環境ではほとんどの食中毒菌の繁殖は抑えられます。
なにかと不調になりやすい梅雨シーズンですが、農作物にとっては恵の雨。美味しい農作物を得るために必要なものです。ジメジメ梅雨シーズンを元気に乗り切り、活動的な夏を迎えましょう。
【参照・参考】
(※1)厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動(最終閲覧日:2018/6/15)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。