ゴルフスイングのチェック方法!正面から見た動画で見るべき6つのポイントとは

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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]

 トータルゴルフフィットネス トレーナーの谷崎です。

今回は、ご自身でゴルフスイングを撮影した際に役立つ6つのチェックポイントについて解説をさせていただきます。
ゴルフスイングを正面から撮影した際に注意するポイントになりますので、ご自身のスイング動画をお持ちの方は合わせながら確認をしてみてください。

まず初めに、動画の撮影のポイントについてのご説明をさせていただきます。
動画の撮影をする際には以下のポイントに注意して行なってください。

1.グリップの硬さで撮影をする
2.画面の中心にグリップがくるように撮影をする
3.真正面から撮影をする
上記の3つのポイントに注意して撮影を行ってください。

では、早速ご自身のスイング動画を見ながら6つのチェックポイントを確認していきましょう。
6つのチェックポイントとそのエラーの解説をしていますので最後までご覧ください。
動画でも詳しくスイング内容を確認することができますので合わせてご覧ください。





それではゴルフスイングの正面映像から見るべきポイントをご紹介します。
ご自身の動画と合わせながらご確認ください。

【関連記事】ロングアイアンで飛距離を伸ばす打ち方のコツ!あなたの飛ばない原因は?

スイングのチェックポイント

1.スウェイ

スウェイとは、バックスイングの際に目標方向とは反対方向にカラダが流れてしまう動きです。
「チェック方法」

・アドレスの時の右足の外側に線を引きます
・バックスイングの際に引いた線よりもカラダが横に流れていれば「スウェイ」となります

スウェイが起きてしまうことによって、身体の回転がうまく使えずにスイングの軌道が不安定になってしまいます。
結果としてダフリやトップ、飛距離ロスの原因になります。

2.スライド
スライドとは、ダウンスイングの際に目標方向にカラダが流れてしまう動きです。

「チェック方法」

・アドレスの時の左足の外くるぶしから垂直に線を引きます
・ダウンスイングからフィニッシュの際に引いた線よりもカラダが横に流れていれば「スライド」となります

スライドが起きてしまうことで、身体の回転がうまく使えずにスイングの軌道が安定しません。
スライスやひっかけ、ダフリやトップなど様々なミスの原因になります。

3.ハンギングバック
ハンギングバックとは、ダウンスイングで体重が右足に残ってしまう動きです。

「チェック方法」

・アドレスの時の左足の外くるぶしから垂直に線を引きます
・動画をインパクトまで進め、先ほど引いた線とカラダとの間にスペースがないかを確認します
・スペースがある、またはアドレスの時よりもスペースが大きくなっていれば「ハンギングバック」となります

ハンギングバックが起きてしまうことで、体重を左側に乗せて打つことができないため手打ちになりやすいことやヘッドスピードのロスにつながってしまいます。

4.リバーススパインアングル
リバーススパインアングルとは、トップで上半身が目標方向に傾いてしまう動きです。

「チェック方法」

・トップで動画を一時停止します
・頭の中心から骨盤の中心にかけて線を引きます
・この線が目標方向に傾いている場合「リバーススパインアングル」となります

リバーススパインアングルを起こしてしまうと、体幹がうまく使えていないためボールにパワーが伝わりにくくなります。
また、腰に過度な負担をかけてしまう動きになります。腰痛のリスクになりやすいので早急な修正をした方が良いです。

5.チキンウィング
チキンウィングとは、インパクト後に左肘が弾けてしまう動きです。

「チェック方法」

・インパクトで動画を一時停止します
・左肩から肘、肘から手首まで線を一本ずつ引きます
・この線に角度がついていたら「チキンウィング」となります

チキンウィングを起こしてしまうと、クラブヘッドが走らないためヘッドスピードが上がりにくく弱いボールになりがちです。
また肘の外側を痛める可能性も出てきてしまいます。

6.アーリーリリース
アーリーリリースとは、ダウンスイングで手首のコックが早く解けてしまう動きです。

「チェック方法」

・アドレスの時の左右の股関節の高さに水平に線を引きます
・ダウンスイングの時のグリップが引いた線の高さにきた際に動画を一時停止します
・線よりも下側にクラブヘッドがいる場合は「アーリーリリース」となります

アーリーリリースを起こしてしまうと、すくい打ちになってしまうので飛距離ロスにつながります。
スピン量も増えますし、ダフリの回数も増えてしまいます。
また前傾姿勢の維持も難しくなり「起き上がり」という別のエラーも引き起こしてしまいます。

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