小麦を食べ続けることで起こる、「腸もれ」を防ぐ方法【前編】
『長生きしたけりゃ 小麦は食べるな』(アスコム刊)より
3.平日だけ脱小麦に。休日は心のリセットに努める
ここまで脱・小麦をゆるやかに始めるための方法を紹介してきたが、それでも「難しい」という人もいるかもしれない。今まで慣れ親しんできた生活を変えるのはそう簡単にはいかない。そこで同氏がオススメするのは「平日だけ脱・小麦生活を行う」というもの。
休日に家族そろってブランチを摂るのに、自分だけ脱・小麦でパンを食べられない―、などもつらい。休日は家族に合わせる意味でも、適度に取り組む。たとえば、最近ではサラダチキンなどコンビニでも高タンパク、低カロリーの食材が多く扱われている。そういった食材を利用して、野菜たっぷりのおかずサラダなどでおなかを膨らませるなどもありだろう。こうすれば、パン食を少しでも減らすことにつながり、気持ちの負担も軽くなるというもの。次回は後編として、進化するグルテンフリー食や脱・小麦の方法についてさらに詳しく見ていこう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
小麦を食べ続けることで起こる、「腸もれ」とは? https://cocokara-next.com/food_and_diet/leaky-gut-syndrome/
※【参考文献】
『長生きしたけりゃ 小麦は食べるな』
(アスコム刊)
【著者プロフィール】
本間良子(ほんま・りょうこ)
スクエアクリニック院長。米国発達障害児バイオロジカル治療学会フェロー。
聖マリアンナ医科大学医学部卒業後、同大学病院総合診療内科入局。
副腎疲労の夫をサポートした経験を活かし、米国で学んだ最先端医療に基づく栄養指導もおこなう。
また、日本で唯一、副腎疲労、グルテンフリー外来を開設している。